まずはピアノって何?
ピアノを始めるにあたってまずはピアノのことを知って見ましょう。
”そもそもピアノってどんな楽器?”
このブログを検索される皆さんの多くは既にピアノを見たことがあると思います。ピアノとは黒い鍵盤と白い鍵盤からなる楽器ですね。鍵盤を弾く(押す)ことでハンマーが対応する弦を叩くことで音がでます。
とても深い話になってしまいますが、内部の構造面からみると打楽器と弦楽器の特徴を併せ持った楽器になります。
ピアノの名前の由来は「グラヴィチェンバロ・コル・ピアノ・エ・フォルテ」から「ピアノ(弱い音という意味の音楽用語)からフォルテ(強い音という意味の音楽用語)まで自在に出せるチェンバロという言葉から略してピアノと呼ばれています。
私は当時この由来を知った時”省略しすぎじゃん〜!”って思いました(笑)
鍵盤についている音の名前
ピアノは見ての通り黒い鍵盤と白い鍵盤からなります。
【ピアノの白い鍵盤と黒い鍵盤は各々いくつあるでしょうか?】
カンで大丈夫です。考えてみてください。(#答えは後ほど)
そしてピアノはその黒の鍵盤と白の鍵盤が規則的に並んでいます。
わかりやすく黒い鍵盤に注目してみましょう。
黒2つ黒3つ黒2つ黒3つと並んでいますね。
くろにっ・くろさんっ・くろわっさん♪
いいですねっ♪リズムは大事です。
ドレミファソラシド
その右隣の白い鍵盤がレ、その隣の白い鍵盤がミ・・・ファソラシときて、また黒い鍵盤2つの左のドになります。こうしてドレミファソラシが続きます。
『白い鍵盤52・黒い鍵盤36』でした。どうでしょう、答えが近かった方いますか?”
ん?何か変だー!
そう思った方いたんじゃないでしょうか?
そうなんです、ドレミファソラシと流れるのに日本語だとハニホヘトイロ・英語だとCDEFGAB。
違和感に気づいた方「ブラボー!」
日本語ではハ=ドになり、英語だとC=ドになるのでどこかで耳にしたことがある語呂のイロハニホヘト・ABCDEFGとは少し並びが変わります。
「イ」は「A」であり「ラ」ということですね。
ちなみにオーケストラなどのチューニング(音合わせ)はAの音で合わせることが多いです。
真ん中はどこ?
ここまででドラミファソラシが繰り返されることがわかりましたが、どこが真ん中=基準になるのでしょうか?
一つだけ大きい「ド」がいますよね?これがピアノの鍵盤上でいう真ん中のドです。
ドは全部で8こあることがわかると思いますが、左から4つ目・右から5つ目のドが真ん中になります。
楽譜上:五線譜で表すとこちらがドになります。
今回はこの「真ん中のド」をなんとなぁ〜く覚えていただけたら幸いです。
へぇ〜!へぇ〜!へぇ〜!
目印シールについて・・・
始めのうちは目印になるようにシールを鍵盤に貼る方がいらっしゃるかもしれませんが、私はおすすめしません。私自身真ん中のドがなかなか覚えられず子供の頃に目印シールで覚えたことがあったのですが、発表会などで目印のないピアノの前に座った途端に真ん中がわからなくなった経験があります。今後ピアノを始める方はできれば感覚、難しいようであれば左から4つめなど自分の中での基準を作り、シールがないピアノでもわかるように慣れていくと良いかと思います。
最後に
今日はピアノってどんな楽器だろう?という内容でお送りさせていただきました。
ピアノはなんと言っても音を楽しむ楽器です。頭で覚えるのも大事ですが耳が一番大事です。
先ほどの真ん中のドについても、ぜひピアノや鍵盤を触れる環境にある方や、触れるタイミングがある方は実際にならしてみて「あ〜これが真ん中のドなのかぁ」と耳で感じながら音にだしてみてください。そして、低い位置や高い位置でドレミファソラシドを鳴らして遊んでみてください♪
今回もありがとうございました。
お茶どうぞ🍵