ピアノ・音楽を楽しむための3つの魔法を知っておこう

皆さんは音楽における三大要素をご存じですか?

とっても大事な要素が3つありますので今回はそちらのお話しをしていきたいと思います。

既にご存知の方は改めて確認する意味で、初めて学ぶ方はぜひ楽しみながら読んでいただけたら嬉しいです。

では行ってみましょう♪

筆者情報
7年前にクラシックピアノに惹かれ、クラシックピアノを開始。それから今現在もピアノと過ごすライフスタイル。
今回の記事内容
・音楽における三大要素
・それらはどういうものなの?
・なぜそれらが大事なの?
・音楽には必要不可欠な要素
という内容でお送りしていきます。
音楽の基礎でありとっても大事なことですので是非感じ取ってみてください。
もくじ

音楽の三大要素

音楽の三大要素
・リズム
・メロディ
・ハーモニー

これらが三大要素になっています。いくつ思いつきましたか?
一つも思い浮かばなくても大丈夫です♪一緒に学んでいきましょう。

ピアノを弾く上でも聴く上でもこれらを知らないのと、知ってて意識しているのとでは感じ方もかわってきます。
より深く音楽に触れることができますのでこの3つは是非今回の記事で覚えていってください。
すごく大事なので何度も繰り返しになりました(笑)。

リズム

皆さん”リズム”という言葉はよく耳にするのではないでしょうか。
おそらく皆さんのイメージしているもので概ねあっていると思います。

ピアノではよく拍子とかとも表現しますね。
2拍子や3拍子、4拍子といった拍子が繰り返し連なってリズムとなっています。

また音符の組み合わせにってまとまりがうまれます。
リズムによってその曲の色が決まると言っても過言ではないくらい、リズムはその曲の印象に大きく影響します。

どんなものがリズムなのか例えば学校の音楽の授業で
・いち、にー、さん、し、いち、にー、さん、し
・いち、にー、さん、いち、にー、さん
・ズンチャッチャ、ズンチャッチャ

こんなような言葉でリズムをとったことがあると思います。
これがまさにリズムで、上の「いちにーさんし」が4拍子で、「いちにーさん・ズンチャッチャ」が3拍子になります。

そしてこのリズムにのって適当に文章を言葉にすると音程を無視していても不思議と音楽のように聞こえてきます。
ラップなんかもリズムの要素を感じやすいですよね。

このリズムには「ビート」や「テンポ」というような要素も含まれています。

ビートを刻むぜ〜♪

リズムとビートとテンポ?何が違うの?

少しわかりにくいかもしれませんが

「ビート」とはノリのようなもので、リズムの中にちょっとしたアクセントを加えたり、リズムがずれない範囲の中で少しタイミングをずらしてみたりして躍動感を表現します。聞いたことがあるかもしれませんが、いわゆる”グルーヴ”ですね♪
「テンポ」は曲の速さを表します。
後ほどテンポについての記号や用語をご紹介させていただきますね。

メロディ

これは前回の記事でも触れていますが曲の主旋律になるものです。
歌で言えばヴォーカルの方が歌う部分ですね。

様々な長さや高さの音がリズムにのって続くことでメロディが生まれます。
その曲の主役的な部分になってくる存在で、それもリズムにのって初めて旋律になります。

ちなみに皆さんは好きな音楽を聴いた時にどのパートが良く耳に残りますか?
例えばJ-popのような歌が入るものでは私はメロディが頭に残るタイプなのですが人によっては歌詞が残るっていう方だったり、ベース音が残るという方もいました。
人によって違うって面白いですよね。

少し脱線しましたがメロディはとてもイメージしやすかったと思います♪

ハーモニー

2つ以上の違う音が重なりあったものを”ハーモニー”と言います。
メロディに対して別の音を重ねることでより一層音楽としての深みがでたり、美しさを表現したりします。「和音」や「和声」なんて表現をすることもあります。

歌では「ハモる」なんて言ったりしますよね♪

ハーモニーによってまたメロディの雰囲気が少し変わったりします。
メロディにばかり気が行きがちですが、ハーモニーに注目してみるとハーモニー部分のそれだけでもとても美しい響き方をしている曲がたくさんあります。

是非ハーモニーにも意識して音楽を楽しんでみてください。

補足

音楽の三大要素をとても大切にして欲しいことをご紹介してきました。
楽器演奏の場合はこの三大要素を重視して欲しいのですが、J-popのような歌の場合はここに言葉が加わります。
ヴォーカルの声=歌でその方たちの音楽を表現します。
ただこれも三大要素とうまく調和していることがとても重要です。

歌にしても楽器演奏にしても三大要素があるからこその音楽なのでいつもリズム・メロディ・ハーモニーに意識して豊かな心で楽しんでみてください。

そしてリズムの項目で少し触れました「テンポ」についてです。
ピアノの楽譜にはテンポ(曲の速さ)を指示する用語がでてきます。
楽譜の指示はテンポだけではないのですが、とても種類が多いので今回はテンポのみに絞っていってみましょう。

  • 曲の速度を表す「速度標語」
    速度標語 読み方 意味
    Largo ラルゴ 幅広くゆるやかに
    Lento レント ゆるやかに
    Adagio アダージョ ゆるやかに
    Andante アンダンテ 歩くような速さで
    Vivace ヴィヴァーチェ いきいきと速く
    Moderato モデラート ほどよい速さで
    Presto プレスト 急速に
    Allegreo アレグロ 軽快に

このほかにもまだありますが、比較的良くみる標語の一例をあげてみました。
また、曲のワンフレーズだけ(一部だけで)速度を変えるようなニュアンスの標語もあったりします。
それだけリズムやテンポが曲にあたえる影響は大きいということですね♪

まとめ

〜今回のまとめ〜
・音楽における三大要素について
・具体的な内容をみてみよう
・速さを表す標語の一例
「リズム」「メロディ」「ハーモニー」がないと音楽は成立しない

といった内容でお送りさせていただきました。

本当に大事な部分ですので是非覚えていっていただき、今後音楽と触れ合う際は意識してみてください。

ここまで読んでいただいてありがとうございました。
皆さんの音楽がもっと豊かになっていきますように。

お茶どうぞ🍵

いつもありがとう
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