ピアノに取り組む際に
今回の記事は
”ピアノを練習する際に取り入れておくと良い練習法”をご紹介します。
7年前にクラシックピアノに惹かれ、クラシックピアノを開始。それから今現在もピアノと過ごすライフスタイル。
これから紹介することを練習の1コマとしてぜひ取り入れてみてください。
好きな曲を見つける
ピアノに取り組む際にとっても大事なことが好きな曲を見つけることです。
好きな曲は聴いてても楽しいよねっ♪
うん!何度でも聴けちゃう。
やはり練習をしていても好きな曲でないとなかなか進みませんし、モチベーションもあがりません。
とくにピアノは一人で練習する機会がほとんどなので自分が楽しくないと練習も大変に感じてしまいます。
ですのでまずは好きな曲を見つけましょう。
できれば何曲もあったほうが良いと思います。
派手な曲というのは難しいことが多いのです。
なのでいろんなタイプの曲で「これいいなぁ〜これ好きだなぁ〜」という曲を複数見つけておくのがおすすめです。
いろんなジャンルを聴いてみる
普段好きなジャンルが決まっているとついついそのジャンルやアーティストさんばかり聴いてしまいがちですが、時には全く違ったジャンルを聴いてみるのもおすすめです。
自分の知らなかったジャンルにも心に刺さる曲があったりします。
実際に私自身もアニソンというジャンルをほとんど聞いたことがなかったのですが、ある時知人のおすすめで聴いてみたところかっこいい曲が多くて好きになりました。
好みは人それぞれ
音楽の好みは人それぞれです。感じ方や受け取り方、感動のしかたも皆さん同じではありません。
感じるままに自分の耳と自分の心に正直になって受け取って大丈夫です。
国語や算数、理科のテストのように答えがあるわけではありません。
みなさんの感じたことが正解です。
何度も聴く
好きな曲がみつかったら何度も聴いてみましょう。
その曲が好きであれば日常から何度もループして聴いているかもしれませんが、何度も聴くというのはとても大事です。
何度も聴いて慣れてきたら次は別の視点で聴いてみてください。
・メロディの裏に聞こえる別の音に集中してみる
・どんな楽器の音が聴こえるか耳で探してみる
・ベースの音(一番低い音)はどんな音の流れになっているか
・和音(ハーモニー)はどんな響きなのか
これらを意識して聴いてみると今までとはまた違った視点で面白い気づきがあるかもしれません。
こういった視点を変えるというのが今後べつの練習法でもとても生きてきます。
遊び感覚で大丈夫ですのでこういった別視点で捉えることを是非取り入れてみてください。
【小話】耳はすごい
ここで一つ、耳はすごい能力を持っている話をします。
皆さんは言葉をどうやって覚えましたか?
自分の小さい頃を思い出してみたり、周りの小さい子を思い浮かべてみてください。
まだ字がかけない子たちも言葉は話せたりしますよね。
あれってご両親の話した言葉やテレビなどから聞こえてくる言葉を耳で吸収しているのです。
例えば、知らない国の言葉を文字で見た時に読めなくても「こう読むんだよ」と言葉で教えてもらうと簡単な発音であればすぐに真似ができますよね。
そのくらい耳の能力というのはすごいものがあります。
音楽でもまったく知らない曲の楽譜をいきなり見て弾くよりも、何度も聴いてから楽譜を見て練習するほうが進むスピードが速いです。
動画を観る
今の時代ではたくさんの動画を観ることができます。
好きな曲を聴くのと同時に、その曲を演奏してくれている動画があれば観てみてください。
ピアノだけにこだわらず、色々な楽器で演奏してくれている動画だったり、歌ってくれている動画だったりなんでも構いません。
そして、それらの動画でも別視点から観てみることを意識してみてください。
・どういう身体の使い方をしているか
・どこで区切っているか(息継ぎをしているか)
・感情表現をどのようにしているか
・ピアノの演奏動画であれば、指先だけではなく身体全体の動きも見てみる
などどこか一つにフォーカスしてみるのではなく、いろんな視点からいろんな気づきを探しながらみてみてください。
この人には”こういう特徴があるな〜”とか”こういう癖があるなぁ〜”とかどんな視点でも良いので是非楽しみながらやってみてください。
まとめ
今回は直接的にピアノに触れる練習内容ではないですが、とても良い練習の一環になると思います。
ぜひ試してみてください。
ここまで読んでいただいてありがとうございました。
皆さんの音楽ライフが少しでも充実しますように。
お茶どうぞ🍵