ピアノ練習では時代の流れを味方につけて”便利”をフル活用

普段皆さんはピアノの練習をする際にお手本として誰かの演奏動画を観たりしていますか?

・この人のように弾きたい
・あの人の出す音って素敵だなぁ
・同じ曲を弾いていても演奏する人それぞれに違う味があるなぁ

一例ではありますが、このような気持ちで演奏動画を観ることはとても勉強になります。

今回はお手本にする人の選び方のコツや、お手本を観るうえでのおすすめの視点を紹介していきたいと思います。

あの人のような演奏をしたいけど何かうまくいかない方へ
「お手本にする演奏の見極め方」
「具体的にどういったことを観て学べば良いか」
こう言った事を一緒に確認しながら解決していってみましょう。

筆者情報
ピアノ歴:7年前にクラシックピアノに惹かれ、クラシックピアノを開始。それから今現在もピアノと過ごすライフスタイル。
実際に私自身も当たった壁をどう乗り越えてきたか、気持ちの面や練習内容を共有できたらと私のブログでも以前に紹介させていただいている練習法です。

今回は以前に別の記事でも紹介させていただいた練習法に関連した内容になっています。

こちらも是非あわせて読んでみてください。

もくじ

時代をフル活用しよう!

ここ数年でインターネットはものすごいスピードで普及しましたね。

今のようにインターネットが普及していなかったらできない(難しい)練習法なので
是非そんな時代の流れをうまく活用して練習や演奏を豊かなものにしていきたいです。

私が初めてパソコンでインターネットに接続したころは1秒いくらというような回線方式でした。
この頃はサイトのトップページを開くだけでものすごく時間がかかっていました。

今の例えばYouTubeのような動画サイトもなかったですし、周りでインターネットをやっている人がいなかったので誰かと情報を共有することもほとんどありませんでした。

今では動画はもちろんのこと、SNSで好きな事を同じような趣味の人たちで簡単に共有できるようになりました。

これはピアノを練習することにおいても大変ありがたい環境です。
(勿論ピアノだけでなく、いろんな学び事に共通して言えますよね。)

ひと昔前ではできなかった練習法ですから、せっかくなら今の時代を味方につけましょう。

出費も軽減できる

”ではこれまではどうやって練習してきたか?”

CDを大量に買っていました。
私自身も勉強のためにたくさん買ってきました。
買わないにしてもレンタルCDショップでお金を払ってレンタルしてみたり
持っている人がいれば借りてみたり。

今すぐに観たいと思っても観られる時代でもなかったわけです。

こういったお金の出費・時間の消費をまでも抑える事ができます。
本当にありがたい事だということと同時にこういったメリットを上手に使わないのはなかなかの損をしていることになります。

なので存分に時代のお得さを味わっていきましょう。

お手本の演奏動画を見つける

皆さんはお手本や目標にしている演奏家さんはいますか?
今ではストリートピアノのブームなどによりたくさんの魅力的なピアニストさんの動画がたくさん出るようになりましたよね。
お手本や目標とする演奏家さんや演奏動画があることにはたくさんの利点があります。

・視野が広がる
・真似る事で上達につながる
・明確な目標ができることでモチベーションにつながる

こういったことがあげられます。
一つずつ確認していってみましょう。

視野が広がる

誰かの演奏を聴くことで今までの自分の中にはなかった表現を学ぶ事ができます。
同じ曲、さらには同じフレーズを弾いていても演奏者が変わると表情がかわったりします。

自分の中での表現の選択肢が1つしかなければ1つしか表現できません。
色々な人の演奏を聴く事で選択肢を増やす事につながります。
実際には使わなかったとしても選択肢は多い方が良いですし何より視野が広がります

真似る事で上達する

よくどんな習い事でも
真似する事が上達につながる」なんてフレーズを聞くことがありますよね。

まさにこの練習方でもそれが言えます。
”音源だけ”よりも動画を通して目と耳で盗むというのは効率が良いです。

ただ、人によって身体が違いますから合う合わないがあります。
いろんな人を見て、自分に合わなかった時は合う人を探しましょう。

明確な目標がモチベーションになる

これが意外と大事だったりします。

練習って”明確な目標”がないと本当につまらなくなってしまうんです。

何も考えずにとりあえず回数重ねれば上手になるという頭で何度も何度も繰り返しても
上達は遅いですし、上達が遅いとやる気もなくなっちゃいますよね。
明確な目標がないということは色々な面からみて理想的ではありません。

ただ、明確な目標を見つけるのもなかなか簡単な事ではありません。
頭を使って研究して、探究することが必要不可欠になります。

手が届きそうな人をお手本にする

好きなピアニストがいたり、憧れのピアニストがいるというのはとても良い事です。

ただここで注意していただきたい事があります。

お手本にする人は今の自分が頑張れば届く人にするということです。
よくやってしまいがちなのが「あの人の演奏すごく上手でかっこいいからあんなふうに弾きたい!」と今の自分よりも技術的にすごく上手な人を設定してしまうことです。
実際に私自身もあった相談内容なんですが
「あのYouTuberみたいな演奏をしたいんだけど何日練習すれば弾けるようになるかな?」
その方が真似したいと言った方はプロのピアニストで、相談者さんはピアノが弾けない方でした。
おそらく何年とか何十年かかると思うと伝えるとやる気を失くしてしまい結局始められませんでした。
やる気をそぐつもりはないのですが、プロのピアニストさんは幼少の頃から毎日数時間も練習してきています。
今からそこを目指そうと思えば同じように毎日数時間練習して何年かかかるのは致し方ないことなのですが”そんなにかかるならやめよう”となる気持ちも凄くわかるだけに辛い部分です。
ですのでできるだけ自分を客観的に見つめ頑張れば手の届きそうな方をお手本にするのが良いです。
そうして少しずつ達成していくのが上達する近道と言えるでしょう。
上手な方というのはほぼ例外なくそれ相応の練習時間をかけています。
少しずつステップアップしていきましょう♪

どんな技を使っているか知る

手の届きそうな人をお手本にするのにはこういった理由もあります。
「どういったテクニックを使っているか」
これがあまりにかけ離れた人の演奏だと何をやっているのかがわかりません。

私も今までに何度も味わってきました。
”あの人のような音色で弾きたい”そう思っているのにいくら練習をしても全然近い音が出せずに何度も挫折。。

何年も経って改めてみると当時わからなかったテクニックが見えるようになっていました。

今の自分ができる事、もしくはできそうな事想像できることでないと見るべきものが見えなかったりします。

そこが見えていないと暗闇の中を闇雲にただ進むしかありません。
ちゃんと道が見えていて、そこにたどり着くルートが見えないと迷ってしまいます。

明確な目標を立てる時にはこれらを踏まえた上でどんなテクニックを使って表現しているのか研究してみてください。
どんなテクニックを使えばそのような演奏ができるかが分かれば明確な目標もはっきりしてきます。

時代を味方に付けて時短

ピアノの上達には時間がかかるとお話ししましたが、こういった動画を観て・聴いて練習することで何も勉強材料がない状況よりも効率よく上達できます。

もしどうしても自分ではテクニックがわからなくてもネットを使えばたくさんの情報が手に入る時代ですし、ネットの質問箱やSNSなんかをうまく使えば教えてもらえるかもしれません。
(*勿論レッスン教室は上手に活用したいですね♪)

有料級の事をおしげもなく教えてくれている動画やサイトもあったりします。

時間を節約することもできますし、夜中などであっても時間を気にせず調べて学ぶ事ができます。

本当に良い時代になりました(笑)

ということでこんなにメリットだらけのお得な練習法です。

今回のまとめ
・お手本にしたい人の演奏を動画で見つけよう
・憧れの人とお手本にしたい人は別で考えよう
・お手本にする人は現在の自分で手の届きそうな人にしてみよう

こういった内容でお送りしました。

最後まで読んでいただいてありがとうございました。

良い時代に生まれてよかった〜

お茶どうぞ🍵

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